アラキドン酸の効果と副作用|摂取量の目安などわかりやすく解説

アラキドン酸って何?どんな食品や野菜に少ないの?

アラキドン酸とは何なのか、どんな食品や野菜に多く含まれ、どんな食品や野菜には少ないのかという質問については、後の質問に答えるのは比較的簡単ですが、前の質問に答えるのはなかなか難しいです。

後の質問から答えましょう。
アラキドン酸は動物性の食品に多く、逆に植物性の食品には少ないです。
より具体的にいうと、卵や肉、魚などに多く含まれ、野菜には少ない量しか含まれていません。

次に、アラキドン酸とは何なのかですが、これは、私たちの体をつくる細胞の中において、さまざまな情報伝達の役割をする物質の原材料となっています。

つまり、もし不足すると、細胞がうまく機能しないということになってしまいますから、私たちの体にとっては欠かせない物質です。

ただ、だからといってアラキドン酸そのものを絶対に摂取しないといけないかというと、そうではありません。
体内で合成することができるからです。

その原料となるのが、脂肪酸です。
リノール酸など、いわゆるオメガ6と呼ばれる脂肪酸から体内で合成することができます。

ただし、もし作られすぎると、アレルギーを起こしやすくなるともいわれています。
ですから、取れば取るほどよいというものでもありませんから注意しましょう。

アラキドン酸

アラキドン酸の脳に対する効果、副作用は何?

アラキドン酸という栄養素がありますが、どのような効果が脳に対して期待でき、副作用はあるものなのでしょうか?
アラキドン酸は必須脂肪酸の一種で、私たちの体内でも生成することができる物質で、脳・内臓・皮膚などあらゆる組織に存在します。

食物から摂る場合は、肉、魚、卵などの動物性脂肪に多く含まれています。

アラキドン酸は乳児や胎児の脳や神経細胞、体の発達に欠かすことのできない成分で、特に1歳未満の乳児は体内での生成能力が低いので食事で補う必要があります。

その他、健康効果としては免疫機能の調整、学習力・記憶力の向上、高血圧予防、コレステロール値を下げる効果があるとされています。

アラキドン酸の副作用としては、摂取し過ぎるとがん、動脈硬化、高血圧、アレルギー、アトピー性皮膚炎などを引き起こします。

アラキドン酸は肉類のレバーや鳥のささみ、あわび、イセエビ、サザエなどに特に多く含まれていますが、食生活の肉食化により近年は日本人の摂取量が
この50年で4倍ほどに増えていると言われています。

また、逆に不足することはあまり無いのですが、極端なダイエットなどで不足してしまった場合には集中力の低下、脳伝達の低下といった副作用があらわれることもあります。

脳

一日の摂取量の目安ってどれくらい?

アラキドン酸の一日摂取量の目安ですが、一応は100mg~200mg程度とされていますが、これはあくまでも目安に過ぎません。

なぜかというと、例えばビタミンなどヒトが体内で合成できないものについては、一日摂取量というのを比較的明確に決めることが可能です。

ところがアラキドン酸はヒトが体内で原料となる他の物質から自分で合成できるのです。

さらに、通常の食事をしていればその原料及びアラキドン酸そのものも十分に摂取することが可能で、実際に摂取しています。

このような状況下では一日摂取量といっても目安でしかないことが理解していただけるでしょう。
少なくとも、サプリメントか何かのように意識して摂取する必要性は少ないといえます。

しかし、乳児に対してだけは少々話が別で、精神神経系の発達にとって意義があるという報告もあります。

ただし、一方で摂取しても特に差は見られなかったという報告もあり、明確な結論は出ているとはいえません。

いくつかのサプリメントも発売されていますが、もし摂取するならば、一日あたり100mg~200mgを目安に考えるとよいでしょう。

確かに私たちにとって欠かせないものではあるのですが、取りすぎると体によくないという報告もあるためです。

アラキドン酸は、魚油に多く含まれるDHA と同じく体内で固まりにくい不飽和脂肪酸の仲間ですが、最近は「dha」と同じように、健康のために必要な成分とされています。

摂取量

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